研究室の新4年生歓迎会(つまり飲み会)。
学科の中でも「3K」と言われる厳しいと生徒間に評判の研究室なのだが、何故か2年生の終わり頃から此処に心惹かれていて、絶対此処に入るとダダを捏ねていたため、3年生からゼミや実験や見学会に参加させてもらっていた。そして昨年、本来ならば4年生で正式所属になるところを、突然の留年劇。御蔭でゼミや見学会や合宿にも「仮面4年生」として参加する肩身の狭い立場だった1年間。
ところが今年は正式所属ですよ、正式所属。
しかし新歓と言われても、そこはそれ。
新4年生を歓迎するイヴェントなので、院生が主に準備だの後始末だのの裏方を担当しているのだが、「新」4年生とは言えない俺が傍観している訳にもいかず、かと言って俺が働いていると、本来はお客様のはずの新4年生に「手伝わないといかんのかな?」と云う印象を与えてしまったりで、微妙な立場は昨年同様だった(爆)。でも本音として、去年1年お世話になっておいて、今年も新4年生面なんてできないさ。
すまん。院生のみなさん。でしゃばったりして迷惑なのは理解できるが、俺もどうすれば良いのか途方に暮れているんだ。

歓迎会は、振動実験のデモンストレーションからスタート。
巨大な振動台の上に全員で載って、加振を体験。
その後、会議室に移動して飲み。
所謂「普段食えない様な豪華な食事」に群がる新4年生。俺は食べるより飲む。ビール3本と缶チューハイ3本飲んだところで、助手の先生の「お前、何でも飲むんだな」の一言に撃沈。
良い加減で酔いが回って来たところで、恒例の自己紹介。明るく笑いを取らないといけないので話す内容にも気を遣う。タダ飲みの代償だと思えば、そのくらい安いものさと、持病の鬱について大幅に誇張と脚色を加えて講釈。暗に「だから余り俺に根を詰めさせるなよ」と言下に匂わせたのだが、先生の「忙しければ病気なんて吹っ飛ぶさ」の台詞に自爆。
M2の先輩の「この研究室では飴と鞭を使い分けます。実験などは鞭に当たる訳ですが、本日は我が研究室の三大飴の一つになります」って、大人数の飲み会が余り得意ではない俺には、これも結構鞭なんですけど(なんて口が裂けても言えねえ)。
今年は女の子が少なくて寂しいけど(理系なんてそんなものさ)、この研究室に入ってくる奴は,やたらとキャラが立っている様な気がする。

家に帰って、酔いが覚めたと思って常用している薬を飲んだら、一気に具合が悪くなって死亡。

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