生きてく強さ

2002年5月8日
外に出るのも何かをするのも生きて行くのさえ怖かった、3月。
最低限の日常生活を何とか考えられる様になった、4月。
楽しいと思えることを自分の意思でできるようになった、5月。

……今日、学校に行ってゼミに出席できた。

ちょっと前までは学校に行くことが、こんなに覚悟の必要なことだと思わなかったよ。学校に行けただけで嬉しいと感じるなんて、想像もつかなかったよ。毎日生きていると云うだけで素晴らしいと言える状況なんて、間違っても考えられなかったよ。
今まで、不登校の人とか引き篭りの人とか人生に絶望して自ら死を選ぶ人とか、理解しているつもりで内心馬鹿にしていた自分がいたことを、今こそ素直に認めるよ。寧ろ、自分自身にそんな部分が少なからずあったからこそ、実際自分が鬱病に罹ったと知った時にはダブルショックだったんだけど。自分が実はとても弱い人間だったことに。そしてそれに気がつかずに、自分は強い人間だと思い込んでいた自分の浅墓さに。
神様。こんな俺の傲慢に喝を与えてくれてありがとう。人間として強くなれるための試練をありがとう。生きる喜びと勇気を与えてくれてありがとう。鬱病万歳。明日からは他人に対して、もっと優しくなれるような気がするよ。BGM"ain’t afraid to die"by Dir en greyの荘厳な雰囲気に騙されて、そう思い込んでいるだけかも知れないけど。

落ち込んだりもしたけれど、私は元気です。

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