特掃最前線

2002年5月15日
バイト先の店舗の、数ヶ月に1度の業者が行う特別清掃の日。
前回の特別清掃の時には、店を閉めるのが遅かったので、業者が入るまでに作業が間に合わなかったと云うミステイク。それなので、今回は業者が来るまでに総員退艦できる様に、タイムテーブルを作成。店を閉める時間も前回より30分早く、設定してみた。
幸い、入店してくる客が少ないので助かっていたが、表の年中無休の看板に反して、「本日は清掃のため閉店致します。ご了承ください」と客に告げなければいけないのは、心が痛む。ってゆーか、「ええっ!?閉まっちゃうんですか?」なんて、あから様に恨めしそうな顔をするのは勘弁してくれよ。別に閉店しなくてはいけないのは、俺のせいじゃないのだが。俺だってこんなことは言いたくないんだぜ。寧ろ俺様の良心に謝れ。本音は、単にいちいち客にアナウンスするのが面倒なだけなんだけど(笑)。
まあ、物分かりの良いお客様方のご協力もあって(前回は業者到着まで駄々を捏ねられて閉口したが)、閉店予定時刻の10分前にはノーゲス状態。急いで作業(店内の片付け)を進めて、定刻ギリギリに何とか終わらせ、業者を迎えることができたのであった。ふう。
通常、業者による特別清掃中は関係者以外は立ち入り禁止となり、例え店のスタッフでも店内に残っていることはできない。それで店の金庫の鍵を次の時間帯責任者に引き継ぐ役目を、店舗の時間帯責任者である、俺かもう1人のスタッフ(スタッフ1)が負うことになる。彼がその役目を買ってくれたので、俺とスタッフ2は帰っても良かったのだが、だからと云ってそこではい、さようならと消えるのは、どうも申し訳無い。そこで、業者到着まで店に残っていたスタッフ3人で、清掃終了時間までお茶でもどうかな、と思って2人に意向を訊いてみた。
俺「時間まで、そこのファミレスでお茶でも如何?」
スタッフ1「……はあ、お茶ですか?」
スタッフ2「えー。お茶よりカラオケが良い。カラオケにしよーよ」
俺「朝っぱらからかあ? 面倒い。お茶で良いよ、なあ?」
スタッフ1「……カラオケが、いいなあ」
……をい。
そんな訳で、朝5時からカラオケに行くことになってしまった(爆)。
2時間後、引継ぎのために戻ったら、お店はぴかぴか。特掃万歳。

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