舞台"高島屋の怪人"

2002年6月28日
1年振りくらいに、舞台を観に行きました。
バイト先の知人がミュージカルの勉強をしていて、舞台の出演が決まったので、同居人と2人で観に行った。

一応、盛装で行くことにしたので、2人でああでもないこうでもないと相談しつつ、衣装合わせ。
同居人は白いドレスで俺は黒いドレスに決定。
途中で花屋で花束を購入。本当は、同居人が白薔薇で俺が赤薔薇の花束を持っていればネタ的に完璧なのだが、予算の都合と店頭の品揃えと受け取る方の心理を考慮して、白い花をメインにしたものと赤い花をメインにしたものとで我慢することにした。
こうしてネタを仕込んでも、直接本人に渡せないだろうから、本当はもっと華やかな感じの花を選択した方が良かったんだろうけど(笑)。

今回観に行った舞台は、かの有名な"オペラ座の怪人"のパロディコメディミュージカル。オペラ座が高島屋日本橋店で、プリマ・ドンナがエレベーターガールと云うことらしい。
……と言っても、ルルウの小説のしかも(多分)リライト版を小学生の時に(図書館で)1度読んだ限りで、舞台観たこと無いんですけど。
同居人曰く「完全にパロディなんでオリジナルを知らない人は、何で最後がああ云う幕切れになるのか分からないだろう」だそうです。
……解らなかった(笑)。
ヒロインは最終的に怪人を選ぶと思っていたんだがなあ。
揺れる乙女心ってのは解るけれど、その相手の男の子に余り魅力を感じないので、怪人を振り払って彼について行く、と云うラストは納得できず。
パロディって知っていたんだから、予習して行けよ、俺。

主演の怪人の役者さんは劇団四季出身だそうで、流石実力が違う。
もう立ち方から声の出し方から演技の魅せ方から、全てが一目で他の役者より頭1個分抜きん出ていたのが、素人の俺にも明瞭に判るぐらい。
これがプロの役者ってものなんでしょう。はあっ。

舞台そのものは、コメディで笑いの場面も多かったので、オリジナルを知らなくてもかなり楽しかった。
怪人のマントの裏地が高島屋の包装紙(バラ柄)だったのが、かなりツボ。
ヒロインが登場当初は、かなりロリキャラ入っていたので(途中から大人っぽくなっていくのだが)、前半、「ロリコン? 怪人ってロリコン??」と心の中で突っ込み捲り。
バイト先の知人は、コメディの場面でしっかり美味しいところを攫っていた。事前に「小学4年生の役なんで、退かないでくださいネ」と云われていたのだが。……すまん、一瞬退いた(笑)。

……ところで、原作はもっと違う話だった様な記憶があるのだが、"オペラ座の怪人"って何時からこんなスペクタル大ロマンになったんだろう。

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