スカートの風

2002年9月9日
数年前、比較文化論の授業のレポート課題図書のうちの1冊。
ウチの大学(ってゆーか俺が所属する学科)は理系なのだが、俺は人文系科目が好きなので必要も無いのに選択していた。
内容は、在日韓国人女性による日本と韓国の比較文化論だった様に記憶しているが、はっきり憶えて無いです。……面白かった様な記憶もあるが。
文化に関するものならどんなテーマでも良かったので結局、得意分野の「日本の妖怪」について書いてしまったので、詳細は憶えていません。
単に「スカートの風」と云うフレーズに、根拠は無いが何やらロマンチックなイメエジを喚起されたので、このタイトルだけは良く憶えている。

……今日はそんな、スカートの話。


俺は、スカートが好きだ。大好きだ。
女に生まれて利点があるならそれは、単に「公共の場で堂々とスカートを着用することが認められている」その一点に尽きると言っても過言ではない。
ぞろぞろのロングスカートもひらひらのフレアスカートも、びらびらのゴシックロリィタなスカートも、スカートと名のつく物なら、殆どは好きだ。
……唯一の例外は、タイトスカート。膝丈のやつ。あれだけは許せん。
何だあのセンスの欠片も無い筒状の布は。布を必要以上に使用しているからこそ「スカート」と云う称号が与えられるのであって、あんな大腿部をお義理で隠す程度にしか役に立たない物にスカートと呼ばれる資格は無い。
あのタイトスカートに大腿部を覆う以外に、実用性が認められるか?
見た目も楽しくない、穿いて動き難い歩き難い。
高い所から落ちた時に、パラシュート代わりにもなりゃしない。
大体、こんな拘束性の高い衣装を着用していたら、いざと云う時に戦えないじゃないか。
ほら。回し蹴りしたり跳び蹴りしたり跳び蹴りしたり跳び蹴りしたり。
スカートはねえ。着ている人の動きに合わせて揺れたり裾が翻ったり、風に棚引いたりするのが、良いんです。

そんな「世界こよなくスカートを愛し、スカートを美しく着こなすことを目指す会」会長の俺(たった今、この組織が設立され、俺脳内会議で満場一致で俺が初代会長に任命された。会員無期限で募集中)としては、是非、社会で認知してもらいたいことがある。それは


男子スカート着用許可(笑)。


スカートなんてこんな素敵な物を、女子だけの特権にしておくのは勿体無いと思いません??
別に男の子がスカート穿いたって全然構わないと思うんですけど。
あ。今、「男にスカート穿かすだなんて、そんな不気味なものを社会に蔓延させようたあ、何てこと言い出すんだ。このアマ」とか思ったな。
馬鹿者。この俺が「男の子」と言ったら、美少年か美青年か100歩譲っても美中年(笑)に決まっているだろうが。
美しくない奴になんて、スカート着用可以前に、その存在すら認めねえ。
大体、XX染色体を持っているだけで無条件にスカート着用が許される社会が間違っている。単にXY染色体と云うだけで、どんなに見た目が美しくてもスカートを着用することが認められないなんて……
それだったら、脚がどんなに細くなくても綺麗じゃなくても、スカート穿いて街中を闊歩している方が余程、視覚的公が


……そんな訳で、綺麗な男の子は率先してスカートを着用する様に。


自転車で勢い良く坂を下った昼下がり。
裾が風に煽られた瞬間、咄嗟に思いついたのがこんなこと……。

スカート穿いてチャリ飛ばすなよ、俺。って云うオチ……(笑)

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