Pierrot PSYCHEDELIC HEAVEN 大宮ソニックシティ
2002年9月10日今日は最初に断っておきます。ってゆーか謝ります。すみません
何が何だかさっぱり解りませんでした。故にライヴレポートでもなく批評でもなく、単なる感想文。寧ろ感想すら呑気に抱いている余裕さえ無く、印象的な出来事を思うがままに綴った覚書になってしまっております。
このページのテーマは飽くまで日記。俺の「日常の」日記なんですが。
読んでいる貴方はきっと訳が解らない。書いている俺も更に訳が解らない。
そんなPierrot PSYCHEDELIC HEAVEN 大宮ソニックシティ、参戦記。
もうね。難解だと評されるバンドのライヴに予習無しで臨むのは愚の骨頂であることを思い知ったね、今回は。
辛うじて前日にアルバム2〜3回は通して聴けたのだが、甘かった。
何もすることがない……
ライヴ参戦って云うと、その単語通りガツガツ跳べたり頭振れたりで、何も考えず音の洪水に身を任せるまま……と云う認識を改めた。
……することねえ。為す術も無く、唯立ち尽くすのみ。
そして、かつてこれ程までに集中力……これ程までの情報処理速度を求められたライヴがあっただろうか?
やっぱりPierrotはスタッフも優秀。演出が上手い。
キリトの演出力は相変わらず凄いけど。
周りを見ながらせめて振りだけでも憶えたいと思っても、ステージから目が離せません。細かい動作にもいちいち何か意味がありそうで。
……こんなに距離があるのに。俺がいた場所、2階後方寄りなのに。
Pierrotのファンはお行儀が余り宜しくない……って噂は耳にするけど、今回は2階席だった御蔭か周囲に余り印象的な迷惑はいなかったです。
……ってゆーか、立ち尽くしてないで動いてください(泣)。せめて振りだけはしっかりやってください。でないと、俺が憶えられないじゃないか(笑)。
別に振りに拘らなくても、爆音の中にいると自然と身体が揺れてしまったりするものだけど、俺の周りはどんな曲にも全く微動だにせず。
やる気が無いのかと思いきや、歓声自体は物凄いんだけどねえ……
ステージ上の紗幕をスクリーンに、様々な映像が揺れるオープニング。
クリアなアルペジオトーンの中、幕が上がるとそこに居るメンバー。
"HEAVEN"から本日の本編はスタート。モニタに映し出される舞い落ちる、白い羽根のCGアニメーション。
一言言っても良いですか? ……L’Arc〜en〜Ciel"White Feathers"。
"新月"。"DRAMATIC NEO ANNIVERSARY"イントロでは巨大なフラッグを振るキリト。これが星条旗だったらかなり挑戦的だが、俺の考え過ぎか。
MCを挟んで"CREATURE"。特効の花火に度肝を抜かれ「やっと知ってる曲演ってくれたのね」と喜んだら、俺がすっかり忘れているなんて(泣)。
"HOME SICK"。こう云う「眼の前が開けて行く様な」空間系(俺がたった今命名した)の曲を演らせたら、Pierrotは天下一品だと思います。
……こんな曲でもすかさずヘドバンしたがるなんて凄えなピエラー。
久し振りの"脳内モルヒネ"。久々にまともに振りをこなせると思いきや、またもや微妙に忘れていてついて行き損なった。うわーん。
MC。キリト(要約)
「また明日で9月11日と云う日がやって来るけども、
あの事件の御蔭で色々なところでネタを提供している様です。
ある雑誌からオファーが来たので、俺も文章を書きましたが、
多分載らないと思います。言ってやりましたから。
TVキャスターが薄ら笑いを浮かべて説いている様な
「そんな愛や平和なんて、何処にもねーんだよ」
そんな前振りで始まる"LOVE&PEACE"。
ギターリフとベースが気持ち良い"BELIEVER"。この手の曲は個人的に大好きだ。揺れているだけで気分良いー♪ 後半頭振りたいー♪
そこ。キリトの足下に跪くアイジに、異様に盛り上がらない(笑)。
"AUTOMATION AIR"。こんなD&B系曲もPierrot世界にあったなんて、良い意味で裏切られた気分です。俺は、好き(ってゆーか寧ろこう云う方が好きな、珍しいバンギャル)。こんな気持ち良いのに。こんなに気持ち良いのに
……呆然と立ち尽くす客席(笑)。
MC キリト(要約)
「さっきはあんなこと言っていたけど、
俺は自分に関係の無い人にまで責任を取れる様な
そんな器のデカい人間じゃないから。
せめて、自分が最低限守りたいものだけは、守りたい。
「死ぬ時の痛みよりも、生み出す痛みは大きいと思う。
この曲もそんな想いから、産まれました。"BIRTHDAY"」
……やっぱこの人、確信犯だ(笑)。
「もっと違う景色を見せてやるよ。"PSYCHEDELIC LOVER"」
"壊れていくこの世界で"で本編ラストと思いきや、"OVER DOSE"。
やっと此処まで来て暴れられそうだと思ったら、やっぱり佇むだけの2階席
……何でぇー(泣)。
結局、本編ラストは"FOLLOWER"でした。
Pierrotってアンコール出て来るの早い。ってゆーか、ファンが熱心。
1回目アンコールの1曲目は"Adolf"。
やたっ。来た来た!! 今回の公演中、数少ない既習曲。
……とか思っていたら、やっぱり忘れていた。途中で思い出したけど。
此処まで辿り着いてやっと客席もヒートアップ。"有害の天使"とか。
先程までの、微動だにしなかったのが嘘の様に、振り&頭振り。
……やっぱり昔の曲なら盛り上がるのね。
2回目のアンコールでは、恒例のメンバー紹介。
……正直メンバー個人には全く興味無いんで「このコーナー要らねえ」程度に思っていたんで、全く話を聞かずにステージセットのモニタが実はミラーだったことに今更気づいて、少し嬉しかったりした(爆)。
本当は話していた内容、忘れただけなんですけど(笑)。
やっぱり埼玉県民は「さいたま」って名称に何らかのコンプレックスを抱いているらしく、キリトは「さいたま市はカッコ悪いから俺達は"ストロベリー市"と呼ぶことにします」と言っていた。
それなのでPierrotファンは今後、"さいたま市"を"ストロベリー市"と呼んであげてください(笑)。
そして本日の全編ラストはやっぱり"蜘蛛の意図"。
「今日は最高に気持ち良くて楽しかったので、明日のことは考えずに全てを出し切りました。
「……それなので、明日は演りません」
そう言って全員でモニタスピーカーの上に設置されている台に並んで記念撮影をし、彼等はステージを去った……
と思ったら、キリトがミニチャリに乗って下手から再登場。
ステージ上を1週して、BGMの音量が下がったところで、
♪チーン……
ベルを鳴らして、下手に去って行きましたとさ。
本日の総括。
振りバンドのライヴは、振りを憶えて踊れる程、通わないと詰まらん。
……のだが、やっぱりPierrotは演出上手いです。
振り知らないどころか、アルバム殆ど聴いていなかったのに、全然余裕で退屈しなかったもの。3時間、あっと言う間だったもの。
個人的にはライヴに参戦したと云うより、舞台を観に行った感じ。
予習しておけばきっとまた、違う楽しみ方ができたんだろうけど。
……この日参戦した人。セットリストください。マジで
[訂正]
誤:CREATUER → 正:ENEMY
如何やら本気で忘れていた様です。御迷惑をお掛け致しました。
御指摘、ありがとうございます。
何が何だかさっぱり解りませんでした。故にライヴレポートでもなく批評でもなく、単なる感想文。寧ろ感想すら呑気に抱いている余裕さえ無く、印象的な出来事を思うがままに綴った覚書になってしまっております。
このページのテーマは飽くまで日記。俺の「日常の」日記なんですが。
読んでいる貴方はきっと訳が解らない。書いている俺も更に訳が解らない。
そんなPierrot PSYCHEDELIC HEAVEN 大宮ソニックシティ、参戦記。
もうね。難解だと評されるバンドのライヴに予習無しで臨むのは愚の骨頂であることを思い知ったね、今回は。
辛うじて前日にアルバム2〜3回は通して聴けたのだが、甘かった。
何もすることがない……
ライヴ参戦って云うと、その単語通りガツガツ跳べたり頭振れたりで、何も考えず音の洪水に身を任せるまま……と云う認識を改めた。
……することねえ。為す術も無く、唯立ち尽くすのみ。
そして、かつてこれ程までに集中力……これ程までの情報処理速度を求められたライヴがあっただろうか?
やっぱりPierrotはスタッフも優秀。演出が上手い。
キリトの演出力は相変わらず凄いけど。
周りを見ながらせめて振りだけでも憶えたいと思っても、ステージから目が離せません。細かい動作にもいちいち何か意味がありそうで。
……こんなに距離があるのに。俺がいた場所、2階後方寄りなのに。
Pierrotのファンはお行儀が余り宜しくない……って噂は耳にするけど、今回は2階席だった御蔭か周囲に余り印象的な迷惑はいなかったです。
……ってゆーか、立ち尽くしてないで動いてください(泣)。せめて振りだけはしっかりやってください。でないと、俺が憶えられないじゃないか(笑)。
別に振りに拘らなくても、爆音の中にいると自然と身体が揺れてしまったりするものだけど、俺の周りはどんな曲にも全く微動だにせず。
やる気が無いのかと思いきや、歓声自体は物凄いんだけどねえ……
ステージ上の紗幕をスクリーンに、様々な映像が揺れるオープニング。
クリアなアルペジオトーンの中、幕が上がるとそこに居るメンバー。
"HEAVEN"から本日の本編はスタート。モニタに映し出される舞い落ちる、白い羽根のCGアニメーション。
一言言っても良いですか? ……L’Arc〜en〜Ciel"White Feathers"。
"新月"。"DRAMATIC NEO ANNIVERSARY"イントロでは巨大なフラッグを振るキリト。これが星条旗だったらかなり挑戦的だが、俺の考え過ぎか。
MCを挟んで"CREATURE"。特効の花火に度肝を抜かれ「やっと知ってる曲演ってくれたのね」と喜んだら、俺がすっかり忘れているなんて(泣)。
"HOME SICK"。こう云う「眼の前が開けて行く様な」空間系(俺がたった今命名した)の曲を演らせたら、Pierrotは天下一品だと思います。
……こんな曲でもすかさずヘドバンしたがるなんて凄えなピエラー。
久し振りの"脳内モルヒネ"。久々にまともに振りをこなせると思いきや、またもや微妙に忘れていてついて行き損なった。うわーん。
MC。キリト(要約)
「また明日で9月11日と云う日がやって来るけども、
あの事件の御蔭で色々なところでネタを提供している様です。
ある雑誌からオファーが来たので、俺も文章を書きましたが、
多分載らないと思います。言ってやりましたから。
TVキャスターが薄ら笑いを浮かべて説いている様な
「そんな愛や平和なんて、何処にもねーんだよ」
そんな前振りで始まる"LOVE&PEACE"。
ギターリフとベースが気持ち良い"BELIEVER"。この手の曲は個人的に大好きだ。揺れているだけで気分良いー♪ 後半頭振りたいー♪
そこ。キリトの足下に跪くアイジに、異様に盛り上がらない(笑)。
"AUTOMATION AIR"。こんなD&B系曲もPierrot世界にあったなんて、良い意味で裏切られた気分です。俺は、好き(ってゆーか寧ろこう云う方が好きな、珍しいバンギャル)。こんな気持ち良いのに。こんなに気持ち良いのに
……呆然と立ち尽くす客席(笑)。
MC キリト(要約)
「さっきはあんなこと言っていたけど、
俺は自分に関係の無い人にまで責任を取れる様な
そんな器のデカい人間じゃないから。
せめて、自分が最低限守りたいものだけは、守りたい。
「死ぬ時の痛みよりも、生み出す痛みは大きいと思う。
この曲もそんな想いから、産まれました。"BIRTHDAY"」
……やっぱこの人、確信犯だ(笑)。
「もっと違う景色を見せてやるよ。"PSYCHEDELIC LOVER"」
"壊れていくこの世界で"で本編ラストと思いきや、"OVER DOSE"。
やっと此処まで来て暴れられそうだと思ったら、やっぱり佇むだけの2階席
……何でぇー(泣)。
結局、本編ラストは"FOLLOWER"でした。
Pierrotってアンコール出て来るの早い。ってゆーか、ファンが熱心。
1回目アンコールの1曲目は"Adolf"。
やたっ。来た来た!! 今回の公演中、数少ない既習曲。
……とか思っていたら、やっぱり忘れていた。途中で思い出したけど。
此処まで辿り着いてやっと客席もヒートアップ。"有害の天使"とか。
先程までの、微動だにしなかったのが嘘の様に、振り&頭振り。
……やっぱり昔の曲なら盛り上がるのね。
2回目のアンコールでは、恒例のメンバー紹介。
……正直メンバー個人には全く興味無いんで「このコーナー要らねえ」程度に思っていたんで、全く話を聞かずにステージセットのモニタが実はミラーだったことに今更気づいて、少し嬉しかったりした(爆)。
本当は話していた内容、忘れただけなんですけど(笑)。
やっぱり埼玉県民は「さいたま」って名称に何らかのコンプレックスを抱いているらしく、キリトは「さいたま市はカッコ悪いから俺達は"ストロベリー市"と呼ぶことにします」と言っていた。
それなのでPierrotファンは今後、"さいたま市"を"ストロベリー市"と呼んであげてください(笑)。
そして本日の全編ラストはやっぱり"蜘蛛の意図"。
「今日は最高に気持ち良くて楽しかったので、明日のことは考えずに全てを出し切りました。
「……それなので、明日は演りません」
そう言って全員でモニタスピーカーの上に設置されている台に並んで記念撮影をし、彼等はステージを去った……
と思ったら、キリトがミニチャリに乗って下手から再登場。
ステージ上を1週して、BGMの音量が下がったところで、
♪チーン……
ベルを鳴らして、下手に去って行きましたとさ。
本日の総括。
振りバンドのライヴは、振りを憶えて踊れる程、通わないと詰まらん。
……のだが、やっぱりPierrotは演出上手いです。
振り知らないどころか、アルバム殆ど聴いていなかったのに、全然余裕で退屈しなかったもの。3時間、あっと言う間だったもの。
個人的にはライヴに参戦したと云うより、舞台を観に行った感じ。
予習しておけばきっとまた、違う楽しみ方ができたんだろうけど。
……この日参戦した人。セットリストください。マジで
[訂正]
誤:CREATUER → 正:ENEMY
如何やら本気で忘れていた様です。御迷惑をお掛け致しました。
御指摘、ありがとうございます。
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