千年の孤独

2002年9月21日
……独りで過す時間が、大好きです。


「何時も独りでいない?」だとか「一匹狼だよね?」だとか「淋しくない?」だとか「友達いないの?」とか言われるんですけど。……余計なお世話だ。


他人と必要以上に関わるのがキライです。


「苦手」なんじゃなく、「嫌い」。

何か、他人に気を使わなくてはいけないのが面倒だし他人に気を使われるのも面倒だと、そう思う辺り全く社会性が欠如してるなあと、偶に思い出す度に反省したり落ち込んだりはしてるんですが。
基本的に人間が失礼にできているので、十分気をつけて生活しないといけないと云うことは自覚しつつも、なかなか実行はできていません。
……他人と接している間中、何か失礼なことをしたり言ったりしてないか、自分自身の言動にビクビクしながら過す日常は、とても疲れます。

……そんな余計な労力を使うよりは寧ろ、独りで居たい。
全然淋しくなんかないんで。
ってゆーか、独りで居させてください。お願いだから。

「皆が楽しそうにしている雰囲気に溶け込めなくて、可哀想」とか思って声掛けてくださるのは非常にありがたいんですけど、そもそもそんな雰囲気に溶け込む必要性、全く感じてないんで。すみません。
実はこれっぽっちも「楽しい」感じる余地も無いのに、そう云う振りをしなくてはいけない時間を過すこと程無益なものが、この世にあろうか?


そんな訳で、俺が積極的に人と関わりたがっている時は、その人と関わることに対して俺自身がかなり意義を感じている。……と思って戴きたい。
その人と関わることで例えば、新しい考え方が得られるとか、今までと違う物の見方を得られるとか、即物的に何らかの情報を得られるとか。
……単純に楽しい時間が得られるとか。心地良いとか。
「俺に」とって「得られるもの」が無い相手とは、接したくありません。
……とか発言するとまた、マイペースだとかワガママだとか自分勝手だとか自分勝手だとか自分勝手だとか、言われるんだろうけど(笑)。
俺の感覚では、「淋しいから傍に居て」って方が余程、相手を尊重してない様に感じられるんですがね。
大体、「淋しい」って何だ? 「淋しい」って。
「淋しい」って思うのは、それこそお前の勝手だろうが。
……何で俺が、お前の淋しさを埋めてやらないといけないんだ?

淋しさを埋めてくれるんだったら、誰でも構わない。
そうでなくて。
「貴方と」、会話をしたいんです。
「貴方に」、話を聴いて欲しいんです。
「貴方の」、話を聴きたいんです。
「貴方と」、一緒に遊びたいんです。

他でもない「貴方」だから、積極的に関わりを持ちたいと思うんです。

……そう思わなかったら、独りで過すさ。


まあ実際は、「必要以上に」俺に関わって来ないと云うだけで、望んでいる時に望んでいる人が傍に居てくれたりする現状があるので、実はかなりの淋しがり屋さんなのかも知れません。俺も(笑)。
……本当に苦しんでいる時には、色々助けてもらってるしね。
そんな周囲の状況は、恵まれていると思うし感謝もしています。口にすると気恥ずかしいので滅多に言わないことにしていますが。ありがとう


独りなんだけど、独りじゃない。


……そんな、心地良い「孤独」が大好きだ。

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