……ここ数日、内臓系の調子がすこぶる悪い。


登校拒否の奴とかって、学校へ行こうとすると唐突にお腹痛くなったりするじゃん。
昔は、「嘘吐け。お前学校行きたくなくて仮病使ってるだろ」ぐらいに思っていましたが、俺の認識が甘かったです。
……人間、本気で厭だと思えば、腹痛も起こすし熱も出るのです。
ごめん。当時疑ってて。この歳になって漸く、身を持って知ったわ。
うーん……だんだん人の痛みが解る大人に成長しつつあるな、俺様。
できれば、わざわざ俺にこんなつらい思いをさせてまでそんなこと悟らせる必要性が何処にあるのか小1時間程問い詰めたいです、神様。

先日の錯乱以来、ずっとお腹がぐずぐずしてます。
食欲、全く無いです。


……でも、何故か腹は減る。


それで仕方無く同居人に強請って食料を調達してもらって来て、無理矢理咀嚼してみたのは良いんですが、見事に……下しました(←声小さめで)。
一瞬食中毒を疑う様な勢いで激痛が襲い掛かって来て、ちょっとその辺を転げ回って誤魔化していたんですが好転せず、結局御手洗に駆け込むこと数回(なんだか下品な話ですみません)。
ってゆーか、お腹下しているうちはまあ良いが(良くないけど)、仕舞いには食べた物を全部吐き出してしまっている辺り、自分でもかなり壮絶です。
このまま拒食症にまで陥るのかと思うと、かなり不安です。


……しかし、やっぱり何故か腹は減る。


身体が食物を受けつけない時の空腹感は、この世で不必要なものBEST3に堂々ランクインするべきだね。絶対。
本能に従って食っても、意味が無いんだもん。苦しいだけだもん。
取り敢えず「健康的な生命の維持には何か食べないといかんかなあ」とか思って食事を採るんだが、食後「ああ。これでまた1日生き延びてしまう」と思うと途端に猛烈な自己嫌悪に陥って消化器系統が一気に叛乱を起こす、と。

前に「フェミニズム」をテーマに取り上げた文章で、「ダイエットは肉体の消滅を目指す」と云った記述があったのだが、全然フェミニズムと無関係に消滅を願っている感じです。精神が。
食欲不振の原因は絶対、「存在し続けることへの恐怖」だと思うんだよね。
けれども俺も1個の生命体である以上、「存在し続けることへの欲求」が深く遺伝子に組み込まれていたりするから、話はややこしくなる(笑)。

「消滅願望>存在願望」になると消化器系統が叛乱を起こし、
「消滅願望<存続願望」となると腹は減る。

……そんな矛盾を抱えて生きています。ああ。疲れる


ってゆーか俺だけの問題だったら別に、明日が無くても構わないんだが。
現状では、俺の物理的存在は消滅しても、俺に関わった人間の中に残っている「俺に関する記憶」は消えないことを考えると、呑気に「消滅しちまえば良いんだ」とか言ってられないかな……とか思って。

……生きているんだか死んでいるんだか判らない毎日です。


まあ取り敢えず現在チケットを確保してあるバンドのライヴだけは、観るまでは消滅したくないかな。
……なんて辺りが、存在理由としてはかなり希薄な自分が少し面白い。


……ああ。お腹減った。

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