ある日、天文マニアで地学オタクの同居人がいきなり叫び出した。


「星がみたい。みたいみたいみたい。星がみたいんだよぅぅぅぅッ!!」

……如何やら、都会の生活に疲れ果てた様です。嘘
東京は基本的に夜も空が明るいから、天体観測には向かんだろうな。
こんな時、車があったら思いつきでちょっと郊外にドライヴがてら星を見に行けるのに、生憎我々は車どころか、普通に家から一歩出るだけで神経を使い果たす程には引き篭もりなので、夜空を見るのも一苦労だ。
自室の窓を開けても、向かいの建物しか見えねーし。


……そんな訳で奴は今朝、旅立ちました。二度と帰らない旅に。嘘

何だか軽く1泊2日で天体観測旅行らしいよ。


一応俺も「一緒に行かない?」と誘われたんだが、
「そんな財力があるならスキャナー買うわ」と丁重にお断りしました。
ってゆーかね。
幾等個人の部屋があると云え、始終隣で鬱々されてたら寧ろ、鬱屈してる当人より一緒に居る方が絶対気が滅入ってるに違いない。
本人は「そんなの全然気になんない」とか「鬱屈するのは君の勝手だ」とか「お前なんぞに引き摺られて堪るか」とか「思い上がってんじゃねー。馬鹿野郎」とか言うんだろうけど(実際言われてるけど)、こんな奴が側にいたら相当ウザいだろうが。
うん。今は俺自身が鬱々してるから余り周囲を気にしている余裕が無いが自分が健康だったらこんな鬱屈してる奴が近くに居たら、絶対厭だ。
寧ろ「俺に近寄るな」ぐらいは普通に言うね。
「お前、ウザいんだよ」「死ね」とかさ。
……だから内心気分転換したかったのも、あると思うの。


……ごめん。俺的にも内心、この旅行計画はかなり魅力的だった。

けど最近精神状態に全く自信が無いからなあ。
正直、旅先でまで錯乱したくないし。

……そんな訳で、今日明日俺はお留守番です。

そして明るく鬱々とした妄想してました。
例えば、風呂で溺死してみるとか。
例えば、ゴミ袋被って窒息死しているとか。
例えば、台所で包丁で頚動脈切ってみるとか。
例えば、ロフトベッドで首吊ってみるとか。
同居人が星見て帰って来たら、俺がお星様になっていたりしたら、さぞかし面白いだろうな。とか
別にわざわざネタを仕込まなくても、精神状態は現状でブラックホール並に暗いんですけど(笑)。


はあああ。

……せめて他人に迷惑を掛けない鬱病患者を目指したいわ。
いや。本当はさっさと完治したいんですけど(笑)

せめて君だけでもリフレッシュして、心身健康でいてくださいな。


……お星様になりたいなあ

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