緊急連絡事項(私信)

2004年1月25日
申し訳ありません。

最初に謝罪して謝罪して謝罪し倒します。関東土下座組合な勢いで
俺様関係者の皆様。本当に、本当に。申し訳ありません。


携帯電話(正確にはPHS)……落としてしまいました。電車の中に。


電車から降りる時に、何か引っ掛かった様な気がする。と思いきやポケットに手をやったら、何とそこにあるはずの携帯電話が無かったのです。
しまったぁぁぁぁぁぁぁッ!! と思った時には、もう遅い。
無情にも俺の目の前でドアは閉まり、奴は走り去って行ったのです。

電車と女は追うな。すぐ来る。

などと、大人の男を演じる余裕など勿論無く、
すぐさま駅の遺失物係事務室に駆け込んで、「電車止めろ。今すぐ止めろ」と錯乱しながらも涙ながらに訴えたところ、初老のJR職員に
「お客さん、そりゃあ諦めるしかないね。走り出したらもう止まらない。おお、大地が怒りに満ちておる」なんて、したり顔で諭され、
だったらそうやって愚図愚図してないで、さっさと車両にでも指令にでも連絡入れて車掌に車内探させろよ。落としてまだ間も無いんだからさ。
取るべき手段は判っているのに、何故さっさと手を打たないんだ。
何時まで国鉄気分引き摺って、お役所仕事してるんだよ馬鹿野郎!!
……などと、ブチ切れ寸前勢い余って殴り掛かるかと思いましたよ。

どーせ、電車の中に携帯電話落とした俺が馬鹿なんだけどな。ふんッ

それで一頻り錯乱した後、やや気分が落ち着いて来たので、遺失物の届を出すと同時に、その場で電話をお借りして、自分の機械を呼び出してみた。
が、繋がらない……のなら、まだ救われたんだがな。


……誰か、コール音鳴っているのを、切りやがった。


ああ。この時点で、ほぼ絶望確定。

少なくとも親切気があって拾ってくれたんなら、例え電車の中であろうとも、何も言わずに滅多斬りってことは、無いだろう。
百歩譲って、特別に公共の場での携帯電話マナーに喧しい人が拾ったのであるとすれば、そう云うモラルに煩い人程また慈善意識も高いケェスが多いから、届け出てくれるであろうことに一縷の望みは繋げるのだが。
俺的な希望としては、誰もが他人の落し物なぞに無関心でいてくれて、そのまま誰にも拾われずに車庫直行コースが理想だったんですけどねえ……

でもまあ、万が一。と云うこともあり得るし、暫く朗報を待って駅周辺を虚しくウロウロしてはいたんだが、
結局半日が経過しても行方不明のまま、生存は絶望と判断し捜索打ち切りが決定致しました。

それで電話の回線自体は、
「これはヤバイな」と思った瞬間にすぐ停止してもらったんだが。


……問題は端末自体の電源が、暫く生きていたであろうこと。


ええ。……あのう。非常に言い難いのですが、
携帯電話のメモリに入っていた皆様の個人情報が、第3者の手に渡ってしまった可能性が非常に高い恐れがあるのです……
つまり、俺がドジ踏んだ御蔭で、関係者の皆様に多大な迷惑を及ぼすかも知れんと言うことだ。
勿論電話帳の俺関係者の名簿は、俺しか使わんだろうと高を括って、殆ど略称通称蔑称で登録してあるから容易に個人は特定できないだろうが、
それでも電話番号やメルアドは丸々残っているので。

そんな訳で、俺関係者の皆様。
身に憶えの無い着暦やメールには、


絶対に、反応したり返信したりしないように。


くれぐれも、気をつけてください。お願い致します
今回は皆様に御迷惑をお掛けして、大変申し訳ありませんでした。

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